2015/10/16
〜トランシット(セオドライト)の使い方〜 建築メモ

トランシット(セオドライト)

トランシット(セオドライト)とは、まっすぐなラインを確認したり、任意の角度を測定するために使用する機械です。この機械は非常に精密であるため、絶対に落としたりしてはいけません。

定期的に点検も多く行わなければいけない機械ですので、多くの現場ではレンタルをして使用しています。

トランシット(セオドライト)の正しい使い方を知り、ミスのない作業を進めましょう。

まず、平坦な場所に三脚を出来るだけ水平に据え付けます。この時、地面は土の方が三脚の先を埋めてきっちりと固定できます。せっかく綺麗に据え付けても、三脚が途中で動いてしまっては意味がありませんので、据え付ける場所を選ぶことは重要になります。

次に、三脚の上にゆっくりトランシットを乗せて、三脚についている固定ネジでトランシットを固定します。この時、トランシットに据える基準の点を確認しながら据えるようにしましょう。

固定をしましたら気泡を見て傾き具合を確認します。高さ調節ネジを動かしながら気泡を円の中心へ移動させます。高さ調節ネジは、トランシットについた3つの柱を上下させることで気泡の中心(水平)へ持っていきます。この気泡では、大まかにしか水平ができませんのでトランシットの横についている気泡を確認します。

水平の気泡は、必ず2方向あります。A〜Cの調節ネジについている土台の部分と、気泡のついている上の部分は回転するので、気泡を茶色い部分へ持ってくるように(上の図でAを反時計回り・Bを時計回りに回す)していきます。一方向で確認したら次は90度回転させて左右と上下(自分から向いて)の水平を全て揃えます。水平がきちんと出ていなければ、角度を測るときにズレたりしていますので必ずきちんと揃えましょう。最終的に90度ずつ回して360度どこに動かしても気泡が動かないことを確認します。

揃ったら、接眼レンズで真下の部分を見ます。

〜確認事項〜

高さの調整を行うことでまず下のポイントがズレますので、下部固定ねじを緩めて小さい円の中心へポイントが動くように微調整してあげます。微調整でもポイントに収まらない時には、三脚の下の固定ねじを緩め接眼レンズで確認しながら移動をします。この時必ず高さが狂うので、また気泡の再確認をしましょう。あとは③〜⑤を繰り返して双方ともにあっていることを確認します。

トランシットは据え付けに時間がかかります。慣れない人だと10分以上かかりますが、慣れれば3分程で出来るので繰り返し練習しましょう。

 

 

DATE

2015/10/16

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事前準備

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