MISSION
施主からの要望を職人の方と一緒に実現していく
建設現場では、「何を作るか」はもちろん、どれくらいの予算のもと、どういった工期で進行していくかといった概要が施主により定められています。プロジェクトマネージャーは、その概要を元に、より詳細な予算や工期を工程ごとに算出。それに応じて必要な資材や人員の手配を行います。
着工後は、予定通りに進行しているかをチェックすることはもちろん、工事を安全に行うための注意喚起も必要です。このような施工管理業務を担当し、工事の遂行を見守っていくのが、プロジェクトマネージャーのミッションです。
プロジェクトマネージャーの仕事
この仕事のおもしろいところ
現在は、自動交換機室や非常発電施設などの鉄道関連の現場で、施工管理業務を行っています。具体的には、人員や建築資材の手配、職人の方への指示出し、安全管理、安全確認のための巡回などです。特に職人の方の手配については、全体の工期から逆算し、現状の工数を踏まえて必要な人員を算出。直近の準備ができれば、その先の人員確保を…といった調整業務を繰り返し行います。
多くの人と関わりながら仕上げるため、各担当の職人の方と相談のもと、無理のない工程で実行できた時には喜びや達成感を感じます。
この仕事のやりがい
現場では、一つの工程が終わるごとに施主による検査が行われ、それに合格すると次の工程に進むことができます。一つの躯体を積み上げたら、また次へ。全体の工程の中で複数のゴールがあり、それをクリアしながら建物を完成させていきます。各工程をクリアすることで不安が自信に変わり、竣工した時に感じるやりがいはとても大きいです。もちろん、検査で指摘された場合は、再度職人の方に作業をお願いすることがあります。そういった時に明確な理由を伝えることで、職人の方との信頼関係を深めることができ、現場をよりスムーズに指揮することができます。
どんな人に向いている?
アーキ・ジャパンでは、一つの現場に複数名のプロジェクトマネージャーを配属することが多いため、寂しさを感じることはありません。それだけ多くの人材を現場に配属できるということは、企業規模が大きく建設会社とのコネクションも豊富にあるということなので、頼もしさを感じています。また、私の希望に沿った現場が見つかるよう最善を尽くしてくれる営業や、定期的に現場に足を運んでくれる労務のおかげで、日々の業務に集中できています。
プロジェクトマネージャーは、経験する現場の質やそこで行う業務の内容がキャリアアップや資格の取得に直結します。目標に向かって着実に成長していきたいと考える人に向いている職種だと思います。